【ポエタロ:覚和歌子】「女」ショートショート・エッセイ
男尊女卑がまかり通って、世の中は、自然環境も世界平和も福祉も教育も経済ですらこんな体たらくである。
21世紀は、精神と芸術と女性の時代という。
女は感情的だが、戦争をしようとはつゆ考えない。
(ついでに言うとほとんどのアーティストも戦争したがらない。原発には反対。)
女は論理的思考が苦手だが、それが得意な男たちこそが、既得権益とプライドを守り縄張り争いをするために戦争止むを得ずと言うのだから世話はない。
いちにのさんですべての国が
武器を捨てれば済むことじゃん。
そういうわけにはいかない、という男たちがそもそもおかしいんじゃないすか。
戦争はお金儲けになるからね。
未だに残る女の子の割礼習慣は、男のエゴの最もわかりやすいかたちだし。
男ってほんとにアホだ。
(もちろんアホじゃない男性がたもたくさんいます。突き詰めれば人間そのものが愚かだということなんだけど。)
超古代には女尊男卑があって、男尊女卑はその反動なのだというトンデモ説があるが、もしかしたらそれは21世紀から始まる新時代のリアルないましめになるのかもしれない。
ああ、ついつい熱くなってしまった。
ちなみに私の夫は飲みすぎで痛風になりました。
やっぱり男って。