地湧社『湧』<blog magazine>

地湧社の読み物、情報を発信するWebマガジン

機関誌『湧』

【湧】イマジネーション

~全体性や構造を捉るには、ミニチュアは最適!?~ 先日、東京の青山にある風変わりな店を二軒訪ねた。 一つは「シンク・ビック」という店で、店内には人間の身長ほどもあるエンピツや三人が楽に座れる野球のグローブ、腹に巻いても余る大腕時計などが展示さ…

【湧】中国の印象(本文はかなり前です)

~中国2年間仕事でしたが、高層㌱•数は大負け~ このたび思わぬ機会をえて中国の北京市と天津市を訪ねた。私にとっては初めての中国旅行であったが、中国はいま新しいものがどんどん入り激しい変化の時代を迎えている。市街地はいたるところで高層ビルの建設が…

【湧】円高に思う

~実業の発展があっての、虚業ですから~ 2年ほど前、第一線で活躍している若いエコノミストやビジネスマンの集まりに出たことがあった。その中に金融企業に勤務している人がいて、その人の報告によると、最近は海外への融資と回収の仕事が増えて極めて多忙の…

【湧】認識方法

~薬漬で漢方憧れますが、医者の腕次第?~ 東洋の文化と西欧の文化との間にある認識方法の違いに驚かされることがある。ことに医学の世界ではこの違いが顕著で、治療を受ける側では戸惑うことが多い。 私事に瓦ってしまうが、ひと昔前に私の妻が胃ケイレンに…

【湧】水感覚

~中国で切傷を水道水で洗ったら、膿ました~ 近頃は、生活の中で手を加えた飲み物が多くなって、水を飲む機会が減っている。身のまわりにはありとあらゆる商品化された飲みものが氾濫し、食生活とともに飲み物のし好も大きく変化している。緑茶、紅茶、コーヒ…

【湧】初めか終わりか(映画)

~ネット時代でもこの映画は抹殺、原発の扱いも変わらず~ やはりチェルノブイリ原発事故のことを言わずにはいられない。 時代はさかのぽるが、昭和二十六年頃に『初めか終わりか』という題のアメリカ映画が東京で公開された。この映画は、原爆の開発実験の様子か…

【湧】伏流水

~朝鮮は苦労の歴史なんですね~ 河川を下る水は、表面の流れのほかに地下をかくれて流れる伏流水という別の流れがある。 伏流水は音もなければ、見ることもできない。 韓国に咸錫憲(ハム・ソクホン)という八十歳を過ぎた思想家がいる。咸氏は、数年前に世界…

【湧】栞(しおり)

~”栞のテーマ”が思出ですが、息子への想いですね~ ニューヨークで精神活動を続けている田中成明という友人から変わった栞セットの贈り物が届いた。手のこんだ奇麗なこの金属製の栞には欧米の人々の「本」に対する深い思い入れと愛情が感じられる。 日本語の…

【湧】感性の閾値

~“遠当て”で、21Cは芸術と宗教時代になれた?~ 日常的にはあまり使われていない言葉であるが、閾値という用語がある。「生体に興奮を起こさせるのに必要な最少の刺戟強度」を表わす専門用語である。 現代人の多くは、エネルギーをより多く確保し使うほど、大…

【湧】見えない横縞の世界

~縦縞ですが、私は有害に囲まれた生活です~ ある女性の学者がこんな実験をした。部屋の壁や調度品一切を縦縞に塗り、その中で生まれてまもない子猫を育てる。猫が大きくなったとき、今度は、部屋の中を一切横縞に塗り替えてしまう。 … するとどうなるか…この…

【湧】スピリチュアル・レボリューション

~物質主義ではない、スピリチュアルとは~ 環太平洋圏の文明の時代が来た、ということが話題となって久しい。日本、アメリカ、オーストラリア、中国などを合わせるとこの地域は、資源、技術、消費という現代の物質文明を発達させる基本条件を豊かに備えている…